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読書感想文の書き方!小学校高学年の例 [読書感想文の書き方]

夏休みの宿題の中でも、ちょっと気が重いなーというのが、
読書感想文ではないですか?

「何の本を読めばいいのか」から
迷ってしまうのが、読書感想文ですね。


読書感想文を書く場合
本を読み終わってから、
いざ書こうと思ったら「中身を忘れちゃった」
ということがよくあります。

これでは書けるはずがありません。

大事なのは、
本を読むときに自分が気にいったところ、
気になったところなどを、
必ず付箋(ふせん)でマークしておくことです。

この作業はとても大事なことで、
すべて読み終わってから、いきなり書ける人はまずいません。

結局どうだったかな?
といった感じで途中まで何度も読み返しながら、
書く事になるのです。


基本的な順序としては

書き出し

書き出しは誰でも難しく感じるかも知れませんが、
「私は○○○という本を読みました」
のようになりますね。

何故その本を読むことになったのか?
簡単に説明できるようにしましょう。


本文

本文のところは付箋でマークしたところを、
順番に自分なりの感想を書いていきましょう。


付箋は貼ってみたけど、
いざ書こうと思ったら書く事がないと感じたら、
無理に書こうと思わず、そこは飛ばしましょう

小学校低学年や中学年は書き出しと本文、
結論を書くことで一応夏休みの宿題としては、
合格だと思います。

しかし高学年になったら、本文の中に自分の感想と
作者の意図はどこにあるのか?
どういうことを訴えたくて書いたのだろうとか?
ということも書けるようにしたいですね。


結論

それで自分がその本から学んだこと、
それからこれからのことを最後に書くことで、
結論とすればいいのです。


一つ例に上げると・・

作:木暮正夫~「救出」
という本があります

この本は
明治23年(1890年)9月、和歌山県の紀伊半島で
トルコの軍艦エルトゥールル号が遭難し、
地元の人の懸命な努力で船員69人が救助された
実話から始まる話です。

それから、95年後のイラン・イラク戦争の時に、
トルコ政府は200人以上の日本人を救出するため、
飛行機を派遣して日本人を救出しました。


・トルコの軍艦が遭難したとき、
 日本人の地元の人が懸命に救助しました。
・それから95年が経って、
 今度はトルコが日本人を救ってくれました。

このような書き方は、本の内容を書いているに過ぎないので、
こういう書き方はダメなんです。


・100年以上も前といえば、
 自分たちが食べるのも大変な時代だったはずです。

・それなのに、外国の軍艦の乗組員を必死になって助け、
 貴重な食料まであげたのはなぜなのか?
 私も色々と考えてみました。

というように、本の中身は少し伝えてあげて、
あとは自分の感想や疑問などを、
書いていくようにすればいいのです。


わかりやすく整理すると・・

①書き出し・・なぜこの本を選んだのか?
       最初読んで、自分はこのように感じた・・
②本文1・・・なぜなら~、それは~、
       本の中の話を例えにする・・
③本文2・・・それに、自分自身の体験を重ね合わせて、
       自分の考えを展開する・・
④結論・・・それで、自分は何を学んだのか?で結論にする


感想文は基本のスタイルを大きく崩さなければ、
あとは自分のスタイルで自分らしく書けばいいのです。

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